先週のサロンでのこと。いただきもののお菓子「白いブラックサンダー」を出した。「ホワイトサンダーならともかく、白いブラックサンダーって……」とツッコミを入れながら食べていたのだが、そういえば関東にいたころは、「ブラックサンダー」ってなかったなと思って、まわりに尋ねてみたところ、関西ではもちろん、東海出身の方も知っているとのことだった。
すると、ちょうどそこに愛知出身のMさんがやってきって、正月に帰省したときのお土産だと、「豊橋銘菓ブラックサンダー」と書かれた箱入りブラックサンダーを持ってこられたのだった。おお、ブラックサンダーは豊橋銘菓だったのかと謎が解明。
調べてみると、1994年に生まれた商品で、いまは売上げ1億3000万個を超える大ヒット商品。製造元の有楽製菓株式会社は、ほぼサンダーものしか作っていない。ラインナップの「クリスプサンダー」「ビッグサンダー」はよいとして、「ビッグサンダーミニバー」「白いブラックサンダー」など意味不明のものもある。東京進出して「東京サンダー」なる商品も出している。雷マークがデカデカとあって、きっと浅草で売っているのだろう。ちなみにブラックサンダーは、「ブラックサンダー号」というトラックで運ばれているそうだ。
さて、お土産に持ってきてくれたのは、「豊橋ブラックサンダーミニバー」。個装に豊橋名物がいろいろ描かれているのだが、なかでも目をひいたのが、「鬼祭り」だった。女性の鬼だという赤鬼は、なぜか亀甲縛りのように縛られている。Mさんに聴くと、「花祭り」とも言われて、三河地方ではあちこちである祭りだそうだ。荒ぶる神(鬼)が暴れているところに、武神(天狗)が現れて、秘術を尽くして闘う。最後は鬼が白い粉をまき散らして退散、豊作がもたらされるという。むう、おもしろい。意味深なことこの上ない。気になって、Youtubeで検索したら、豊橋市の公式チャンネルに動画があった。すばらしい「とん祭り」だ。ああ、行きたい……。