昨日は、なるにわ(コムニタス・フォロ)10周年こまつりでした。
10年前、「コムニタス・フォロ」という名前で、18歳以上の人の居場所を始めました。「ニートって言うな! ひきこもりって言うな!」をキャッチコピーに、人間が値踏みされることのない、「何者」かでなくてもよい場所として呼びかけたのでした。ひきこもり支援とか、ニート対策の就労支援とかではなくて、そういうまなざしから名づけられること自体を返上して、人が集まれる空き地みたいな場所。その趣旨は、2年半前に「なるにわ」にリニューアルしてからも、変わりありません。
10年のあいだには、まあ、いろんなことがあり、いい面ばかりを振り返って自己満足しようとは思いません。ただ、誇ってよいとすれば、空き地みたいな場所を、空き地として保ちながら、やってきたということだと思っています。そして、そんな場が、よく10年も続いてきたなと思います。もうひとつ、すごいと思うのは、ずっと開き続けてきて、参加者が誰もいなかった日は1回もないということです(私含めて3名くらいという寂しい日は、ちょいちょいありましたが)。
目的ありきの場ではない、しかし、参加者の思いや意志のようなものが、何か引き合うものがあって、場が成り立ってきた。それは、誇ってよいことだと思います。そして、その波みたいなものは、どこかで共鳴していて、いろんな縁を生み続けているように感じています。波は、ときに荒れることもあるものですが、その波みたいなものに、私は希望を感じています。
これまで関わってきてくださった、すべてのみなさんに感謝しつつ、今後も波にたゆたいつつ、やっていければと思っています。 (山下耕平)

昨日の夕飯のようす。インドカレーなど。お祝いで河内ワインをいただきました。
そのそばに見えるビンは、デスソースです。