フリースクールで大事にしている7つのこと
1.居 場 所
子どもが安心して居られる場所であることを大事にしてます。
2.“自分”でいられること
子どもの自主性、気持ちを大事にしています。 言い換えるなら、子どもが“自分”でいられることを大事にしています。 “自分”が大事にされることで、“他者”も大事にできます。
3.信頼関係
スタッフは上の立場に立つのではなく、メンバーとの信頼関係を大事にしています。 ルールも、スタッフが一方的に決めるのではなく、自分たちでつくります。
4.もめごと
ときには、トラブルやもめごともありますが、もめごとこそを大事にしています。 なぜなら、もめごとからこそ、関係を真剣に考え、場を深めることができるからです。
5.いろんな子がいるということ
いろんな子どもたちがいます。発達障害など知識や配慮の必要な場合もありますが、 まず診断名ありきではなく、子ども自身との出会いを大事にしています。
6.いろんな価値観との出会い
教科学習の応援もしますが、学びを広く捉え、子ども自身が関心・興味を深めることを応援します。 いろんな価値観との出会いを大事にしています。
7.揺れること
とはいえ、不安や悩みは尽きませんが、まっすぐ進むのではなく、右往左往すること、 揺れることも大事にしています。
◎つまり、シェアする(分かち合う)ということ
フリースクールでは、知識も、価値観も、上から押しつけるのではなく、子どもたちとシェアしたいと思ってます。大人が子どもに伝えられることもあれば、子どもから大人が学ぶこと、子どもどうしが学び合うこともあります。 また、診断名で子どもを決めつけたりはしませんし、子どもどうしのトラブルも、上から裁くようなことはしません。子どもたちの苦労や悩みも、いっしょにシェアして考え合っています。 フリースクールは、おもしろいことや、ためになること、もめごとや、つらいこと、悩みごと、いろんなことをシェアする居場所です。