フォロは今年で開設から20年になります。
これまでも、いろんなことがありましたが、赤字と黒字を繰り返しつつ、それでも多くの方々の支えのおかげで、なんとかギリギリのところで運営してきました。

しかし、コロナ禍のあおりを受け、いま、たいへんな窮地に立っています。

具体的には、

  • 昨年度のフリースクールの新規入会者が60%減り、会員数も前年度と比べ27%減りました。
  • 活性化のため新規に打ち出した縁がわスペース事業も、コロナの影響で活動が難しくなりました。
  • 昨年度は、国や府からのコロナ関連給付金を受給し、なんとかしのいできましたが、今年度は給付金が見込めず、このままでは年度内に資金が底をつきます。


そこで、フォロの活動を続けていくために、緊急のお願いをいたします。
いわば、フォロの緊急事態宣言です。

①緊急カンパのお願い 目標金額300万円

 現在の現金預金残高は約304万円(6月30日現在)です。いま、フリースクールの会費収入が月約25万円に対し、人件費や家賃、その他の経費で、月約75万円の支出があります。みなさまからのご支援やご寄付で、月約20万円は補填できているのですが、月々約30万円の赤字が続いています。コロナ関連給付金のおかげで、まだ少しは余力があり、現在、移転を含め事業の見直しをはかっていますが、場所が見つかるまでの維持や移転にも費用が必要です。いずれにしても資金がショートしてしまったら、活動を休止せざるを得なくなります。このピンチを乗り切るために、ぜひ、緊急のカンパをお願いいたします。

ご寄付はこちらからお願いいたします。

郵便振替口座 00900-1-25564
加入者名 特定非営利活動法人フォロ

クレジット決済は下記にて、よろしくお願いいたします。




②場所の提供のお願い

 いまの場所での家賃負担(年間283万5000円)はたいへん厳しく、赤字に拍車をかけています。コロナ禍だけでなく社会経済情勢の変化もあり、いまの場所では持続不可能と判断しました。今後も活動を継続していくために、無償もしくは格安で提供いただける場所を探しています。また、移転後に活動継続の資金を少しでも多く残すため、年内もしくは遅くとも年度内には移転することを目指しています。これまでも移転を検討したことはありましたが、一般の不動産物件では活動の継続は厳しく、場所が見つからない場合は、別のやり方を模索せざるを得ません。図々しいお願いですが、活動場所の提供について情報がございましたらお寄せいただきたく、切にお願いいたします。場所の範囲は、これまでの活動やつながりとの継続性をふまえ、大阪市内(可能であれば中央区内)を探しています。広さは15名ほどは人の集まれる場所を望んでいますが、情報は広くお寄せいただければと思います。


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 これまで20年間、学校に行かない子どもの居場所をはじめ、さまざまなかたちで人が集う場を開いてきました。何より、安心して自分がいていいのだと思えることが重要であると考え、もめごとやトラブルがあっても、安心と信頼の土壌を耕せるような場所をつくってきました。子どもの声を聞き、安心して話し、人と関わり、自分で考え、自分たちで活動をつくる、そんな日常を積み重ねられる場。俗に言う「生産性」は低いかもしれませんが、こうした場所は、生きていくうえでなくてはならないものだと考えます。それを綿々と紡いできたことで、社会に果たしてきた役割もあったと自負しています。

 いま、コロナ感染拡大を抑えるために経済状況が悪化し、弱い立場にあるものに真っ先に影響が出はじめています。コロナが収束しても、この先たいへん厳しい状況が子どもたちに押し寄せることが考えられます。それを支えるためにも、たとえ、これまでとかたちが変わるとしても、安心と信頼の土壌づくりを中心に据え、これまでフォロが培ってきたつながりや活動は、なんとしてでも続けていきたいと思っています。

 私たちは、人を大事にしようとするあまり、不器用にしか世渡りできていません。フォロの事業は公的役割を果たしているにもかかわらず行政の補助がなく、また、これまでどんなに苦しい状況でも収益事業に注力はせず、居場所であることを大事にし、子どもや当事者の立場に立とうとし続けてきました。コロナ禍で、フォロがもっとも大切にしてきた、人が集うことが難しい状況にありますが、なんとか、この窮地を乗り切るために、どうかお力添えいただけないでしょうか。器用に渡るとこぼれ落ちるものをすくい取るために、なにとぞ、なにとぞ、よろしくお願いいたします。


2021年7月2日
NPO法人フォロ 役員・スタッフ一同


 これを機に、フォロは「子どもの権利条約」に沿った活動をしていることを再確認しました。私たちは何を続けたいと考えているのか、はっきりさせるためにも、フォロの活動に関連する条文のアイコンを示し、標榜していきます。
(子どもの権利条約30周年ポスターより)