よくあるご質問

不登校でも大丈夫?

最近では、学校の対応も柔軟になり、一部では毎日登校しなくてもいいなど、子どものペースややりたいことを大事にしてくれる学校もあります。

しかし、それでも不登校の子どもの数は増え続けています。また、小中高校生の自殺者数は最多を更新し続けていて、子どもを取り巻く環境が過酷であることを示しています。

多くの子どもは、言葉では表すことができない「生きづらさ」を不登校、心身の体調不良など様々な形で示してくれます。そのサインを周りの大人が受けとめることが大切です。

子どものありのままの「いま」がしっかり受けとめられれば、その先の未来につながります。

学校との関係はどうなるの?

「義務教育なんだから、学校には行かなければダメでしょう」という声も、よく聞きます。しかし、それは大きな誤解です。子どもにとっては学ぶ権利があるのであって、親や行政に、その権利を保障する義務があるというのが、義務教育の意味です。小中学校では、高校のように出席日数が足りないから進級・卒業できないということは、まずありません。

最近では、フリースクールに通うことを学校の出席日数に数えることも多くあります。

学力が心配です。

学校に行っていなくても、いろいろなかたちで子どもは学んでいます。「自分は勉強していない」「学力がない」という心配があるのは当然ですが、自己否定感を持たずに、興味関心のあることを深める時間のあることは大事なことだと思います。フォロでは、教科学習にかぎらず、学びを広く捉えていますが、要望に応じて、教科学習のサポートもしています。

不登校後の進路は?

不登校をしたら、進路がないのではないか、あるいは狭まってしまうのではないか、という不安が多くあります。しかし、実際にはそんなことはありません。望めば高校や大学にも行くことができます。フォロのOB・OGも中学校を卒業し、ほとんどの人が高校、あるいは大学まで進学しています。通信制高校などなら、高校とフォロ、並行して通ってくれることもめずらしくありません。自分にとって必要な知識や技術、資格などを考える時間をたっぷり持って、進路を考えるのがよいと思います。

発達障害の受けいれは?

発達障害の専門機関というわけではありませんが、診断を受けて来る子もいます。フォロでは、診断名ありきではなく、その子自身との出会いを大事にしています。また、スタッフも研修などを通じて発達障害についての理解を深めており、「問題のある子」とみなすのではなく、本人の側に立って、工夫をいっしょに考えるようにしています。診断名によって区分するのではなく、もめごとにぶつかりながらも、工夫を積み重ねながら、いっしょに過ごせたらよいと思っています。

子どもがフリースクールなどにも行こうとしません。

無理に子どもを動かそうとするよりも、子どもが家で安心して過ごせることが、その後にもつながります。とはいえ、親も心配ですし、親には親の苦労がいろいろあります。

フォロでは、親の会を開いていて、親の不安や心配事、疑問などを出し合い、情報交換しながら共に考え合っています。

子どもが動きたいと思うようになれば、学校やフリースクール以外にも、地域やスポーツ、習い事、子育てサークルなどのつながりを持つこともできます。

親自身がいろんなつながりを持つことで、子どものつながりが広がることもあります。

子どもが学齢期を超えています(18歳以上)

学校に行ってなかったり働いていないと、居場所をなくしてしまいます。何より大事なのは、自分を否定されることなくいられる居場所があることだというのは、年齢にかかわらず同じです。

フォロでは、隔週土曜日に「なるにわ」という居場所を開いています。

親の会には、子どもの年齢や状況に関係なく参加できます。親という立場であれば、気になることがあったり吐き出したい気持ちがあれば、お気軽にご連絡ください。

家庭以外でも、自分を否定されることなく、居られる場所のひとつとして、フォロはあります。土中に根をきちんとはることができなければ、地上の花が枯れてしまうように、もし花が枯れているとしたら、改善すべきは土壌です。フォロでは、子どもや若者が生きていける土壌を、フォロに参加する方たちと、いっしょに耕していければと考えています。

やっぱり、このままではダメだと思うのですが?

あせって即効性のある働きかけを求めても、悪循環するばかりです。一見、ムダに見える時間を過ごしているように見えても、けっして子どもはムダには生きてません。子どもは自分の「いま」が受けとめられ、自分の存在の根をはる土壌があれば、苦労はあっても、やっていけることでしょう。それには時間もかかれば、まっすぐに進めるものでもありません。気長にぼちぼちと、やっていきましょう。

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